学会誌『生活科・総合的学習研究』
広島県生活科・総合的学習教育学会では、『生活科・総合的学習研究』(準備号,創刊号~第9号)を刊行しています。
第10号は、2026年度末に刊行予定です。2025年度総会でご案内の通りに、投稿締切(2026年11月予定)及び原稿種別の改訂を予定していますので、確定次第に会員に周知いたします。投稿を希望する会員各位は、学会事務局または編集委員会までメールにて、事前にご連絡ください。
「広島県生活科・総合的学習教育学会学会誌規定」は、こちらをご参照ください。
書誌情報は、国立国会図書館サーチ(外部ページ)こちらでもご確認いただけます。
国立国会図書館に加えて、2025年度より広島大学図書館にも所蔵されることとなりました。

第9号(2025) ★最新号
論文
・子供自ら選択・決定する生活科授業の実践的研究 梅野栄治
-第2学年「あつまれ!2年生の森!」における教師の関わりに着目して-
<解説> 子供一人一人が選択・決定する生活科授業を実現するための教師の関わり 石田浩子
・体験と振り返りで紡ぐ「概念的知識」の育成 吉村 涼
<解説> 「概念的知識」の育成に向けた探究的な学習 岡村詠美子
・総合的な学習の時間におけるまとめ場面の精緻化研究 神野幸隆
-概念形成を促す学習方略を手がかりに-
<解説>子どもの概念形成過程に注目した総合的な学習の時間の実践研究 渡邉 巧
・防災・減災における学びを「地域」に内包される「子供たちの地域」へと紡ぐ 中村祐哉
総合的な学習の時間の創造
-「自分事」を起点に育まれる地域と子どもが織りなす学びの姿-
<解説>総合的な学習の時間における質の高い探究的な学びの在り方について 福田陽子
・デジタルと体験がつなぐ学び 大下将司
―地域活性化を通じたSTEAM教育の実践―
<解説>大下実践における「つなぐもの」とは 神野幸隆
・レジリエンスを育む総合的な学習の時間の実践 松林泰弘
―「最後の卒業生が紡ぐ76年間の絆プロジェクト」より―
<解説>「レジリエンス」を育成する条件 神野幸隆
・知りえた情報の見方、活用の仕方を体系的に考える探究活動 為重慎一
<解説>授業支援ツールを活用した「新聞づくり」を通した探究学習実践 伊藤公一
・大学生の生活科に対する教科観の変容とその要因 吉川修史
―「初等生活科教育法」を事例として―
<解説>いま大学院・大学で生活科を改めて考えていくための事例研究 永田忠道
記事:令和6年度研究大会シンポジウム報告
・幼保小の接続を語り合う―広島の子どもの育ちと学びの姿から―
(池田明子、仁井貴士、大段美貴、石田浩子、朝倉 淳*、永田忠道*、渡邉 巧*) *編集責任者
第8号(2018)
論文
・主体的に学ぶ力を育む生活科・総合的な学習の時間の創造 加藤理佐子
-第1学年 生活科「おもちゃランドで楽しもう」の実践を通して-
<解説> 教師も児童も試行錯誤しながら探求型の学習を目指す 寺澤順彰
・育ちがつながる円滑な接続の工夫の創造 直井瑞枝
-川内学園としての幼・保・小連携を通して-
<解説> 交流から接続へ「つなぐ」を意識した幼保小連携の工夫 中丸敏至
・対話で学びを深める生活科授業づくり 垰本美紀
-第2学年「ぼく・わたしのピョン・ピョンガエル」の実践を通して-
<解説>思いや願いを抱き、仲間とともにつくる生活科の学び 石井信孝
・自他を大切にし、主体的に仲間や地域とつながる児童の育成
-「聴いて 考えて つながる授業づくり」を通して- 菅絵里子・小泉佑佳
<解説>自他を大切にし、主体的に仲間や地域とつながる児童の育成 杉山幸子
・主体的に学ぶ児童の育成
-「今、自分達ができることー小屋浦に笑顔を広げよう-」の取組を通して- 井上かおり
<解説>児童と教師の協働による被災地での課題解決への取り組み 上之園公子
第7号(2016)
論文
・つなぐ幼保小連携の取組 幸田 綾
-幼稚園との連携実践を通して-
<解説> つながりから生まれる幼保小連携の取組 奥村鯉都子
-落合東小学校区の実践から-
・第2学年 生活科「うごく うごく ぼくのわたしのおもちゃ」 田尾夢乃
-「ゴムゴムランドを開こう」の授業を通して-
<解説> 必然性のある単元構想と授業展開の工夫 高橋泰道
・主体的に学び,自他を大切にする心を持った子どもの育成 林 弘美
パフォーマンス課題の取組を通して-
<解説>児童と教師の協働によるパフォーマンス課題の設定 上之園公子
第6号(2014)
論文
・「思いや考えを持ち、関わり合いながら、主体的に学習する児童の育成」を目指して 樽谷秀幸
-第6学年総合「宇品から世界へ-広島港の秘密を探ろう-」-
<解説> 主体性を育てる探究に焦点を当てた授業づくり 杉山幸子
・第1学年 生活科 公園探検の授業
-「たのしさいっぱい あきいっぱい」の授業を通して- 山岡陽子
<解説> 個の体験を共有する楽しさを実感できる生活科の授業 石田浩子
・児童の気付きの質を高める生活科のあり方
-第1学年「あきって気もちいいね」の実践を通して- 山口眞紀
<解説>確かな見通しと「ゆとり」の中での探究的・協同的な学習 上之園公子
第5号(2013)
論文
・試行錯誤を繰り返し、主体的に問題解決に向けて取り組む子どもの育成 石井信孝
-第2学年 水遊びの教材開発を通して-
<解説> 目指す子どもの姿を意識した生活科の授業づくり 上之園公子
・「総合的な学習」の授業づくり
-第4学年「ぼくの・わたしの鈴が峰~Let's Try!~」の実践を通して- 久保田みどり
<解説> 探究的な活動における授業づくりの工夫 高橋泰道
・第2学年 生活科 町探検の授業
-「もっと しりたいな 町のこと」の実践を通して- 林 有里
<解説>目の付け所と人とのかかわりを養う町探検 奥村鯉都子
第4号(2008)
論文
・生活科における観察・洞察力の育成と評価 樽谷秀幸
-第2学年「おもちゃのゆうちえんちであそうぼう」の実践から-
・気付きを深める生活科授業の創造 内藤博愛
-第一学年「きゅうしょくしつをしらべよう」を事例として-
・自分自身への気付きを高める生活科授業 柳澤麻里
ー蓄積された学習記録の活用を通して-
第3号(2007)
論文
・異文化間リテラシーを育む国際理解教育の教材開発 大里弘美
-単元「アメリカの友達に絵手紙を送ろう」を通して-
・生活科における児童の知的な気付きの評価に関する試み 宮本千鳥
-言語分析を中心にして-
第2号(2006)
論文
・子どもの経験を階層的に生かす幼小連携カリキュラムの開発 石井信孝
-発見科の取り組み
・知的な気付きに導く生活科指導の在り方 中本かおり
ー豊かな言語を獲得させる見取り表作成・・・地域の海を素材に- 安川 惠
・言語に注目した知的な気付きの分析
創刊号(2004)
巻頭言
・心は高く 歩みは着実に 片上宗二
論文
・生活科における「公共物や公共施設の利用」に関する「気づき」 朝倉 淳
・子どもたちに疑問を抱かせ、かかわる意欲を高めるための支援についての考察 石井信孝
-「カタツムリとなかよしになろう」(第1学年)の実践を通して
・知的な気付きを深めるための指導の在り方に関する研究 北川千幸
-生活科授業における教師の言葉かけに注目して-
・指導と評価の一体化を図った生活科授業の工夫 木村美穂子
-第2学年「冬のまちをたんけんしよう」を通して
・対立解決スキルの育成をめざす生活科の授業構成 熊谷 篤
-小学校平和学習からのアプローチー